ISBN 978-4-434-24140-6
定価：2,200円（本体2,000円）
判型：四六判
仕様：並製本
頁数：248頁
発行日：2018年1月11日
発売元：星雲社
石川欽一郎・塩月桃甫・郷原古統・木下静涯・立石鐵臣……。南国台湾へ渡った日本人画家たちの活動は、台湾の美術文化・美術教育にどのような影響を与えたのか。一次資料をもとに、その50年の軌跡を丁寧に解き明かす。貴重な当時の写真・絵画作品等、図版88点収載。
■目次
第一章 清朝芸術と日本人との邂逅
第二章 台湾近代美術の礎を築いた日本人画家
第三章 台湾美術展覧会誕生の萌芽
第四章 官民挙げての一大プロジェクト 台展とその実情
第五章 台展のインパクトとその後の美術運動
第六章 戦争末期から戦後へ―それぞれの情熱
解説 山口大学理事・副学長 福田 隆眞
日本統治時代台湾
語られなかった
日本人画家たちの真実
森 美根子 著
