ISBN4-7952-8568-3
定価：5,500円（本体5,000円）
判型：菊判
仕様：上製本（化粧箱入り）
頁数：458頁
発行日：1986年9月10日
発売元：星雲社
アジア解放のために尽力した大日本帝国陸軍特命機関F機関長・藤原岩市少佐の最後の回顧録。
■目次
序文
第一章 わが生い立ち 郷恩懐想
第二章 青年時代―青年将校
第三章 わが参謀歴と第二十一軍参謀との思い出
第四章 参謀本部第八課勤務
第五章 特命、F機関マレイ工作回訓とマレイ作戦戦訓省察若干
第六章 南方軍司令部に復帰
第七章 ビルマ第十五軍参謀苦渋の回顧 その一
第八章 ビルマ第十五軍参謀苦渋の回顧 その二
―死地の極限に光る鬼神の人間像―
第九章 ビルマ第十五軍参謀苦渋の回顧 その三
―チンドウィン河越え第二段退却作戦―
第十章 ビルマ第十五軍参謀苦渋の回顧 その四
―イラワヂ河への転進、群がる猟犬に追われる満身創痍の兎―
第十一章 ビルマ第十五軍参謀苦渋の回顧 その五
―イラワヂ会戦発動、湊川決戦出陣―
第十二章 ビルマ第十五軍参謀苦渋の回顧 その六
―インパール作戦の総括的省訓―
第十三章 本土決戦準備、第二総軍、第五十七軍参謀拝命
第十四章 慟哭の降服
第十五章 わが懊悩と大義献身の決意
第十六章 英獄の省訓（生死極限の英獄に生きて）
第十七章 祖国にも待っていた人生試練
第十八章 戦史編纂上真実探求の難儀
第十九章 自衛隊奉職の想い出
第二十章 自衛隊退官後のわが処世選択 その一・その二
防衛と英霊顕彰、遺骨収集奉仕
第二十一章 自衛隊退官後のわが処世選択 その三
第三の念願―アジアの心を一つに結ぶ
第二十二章 二十一世紀、アジア太平洋時代
日本の使命と選択
後記
留魂錄 藤原 岩市 著
